D200の縞々ノイズ問題に公式見解

一部で騒がれていたニコンの新型デジタル一眼レフカメラD200の縞々ノイズ問題。2月10日、ついにニコンから公式な見解がHPに掲載された。概要は、低温時や光源が画面上の広い面積を占める場合などに出やすいが、大きな問題ではない、調整によって目立たなくできる、というもの。数週間前にニコンのユーザーサポートやサービスセンターでの対応マニュアルによって公式に認められ、無償調整が行われていたが、一般に告知するのは今回が初めてでと思われる。しかし、トップページにリンクはなく、階層を深くリンクをたどって行かなくては見ることができない。これではユーザーに対して、あるいは企業の姿勢としても不誠実と言われかねないのではないだろうか。自分もニコンユーザーでありファンであり、この機種を持っていて、対応に注目していただけに残念。マイナーな問題であるなら、そのむねを強調しつつ、広く告知した方が、ユーザーや市場からも信頼されるのではないかと思うが。キヤノンとよく比較されるニコンだが、キヤノンのトラブル対応はもっと潔い。ニコン、危うし。がんばれ。