はてブ論議に関連して

ひさびさの更新。しばらくエントリーを読むだけの日々だったが、ここ数ヶ月での傾向などについてまとめてみる。
まず思うのは、最近はてなブックマークに関するエントリーが多くなっていること。それからその「はてブ」(この省略の仕方も相当なものだが)のクオリティに関する議論が騒がしいようだ。これははてブという仕組みの利用者が次第に増えてきているということの結果だと思うが、それでも半年前にはあまり見られなかったエントリーが人気エントリーに入ってきていると思う。たとえば「ネット右翼」好みのエントリー。昭和天皇の発言をメモしたとされる日経のスクープに関しての真贋論争や靖国神社参拝問題など。以前の印象でははてブというのはネットの技術系のエントリーが多くて、文系の小生には難しいが技術動向を知る上で勉強になる、といったものだったが、ずいぶんと「普通の」話題が増えてきた。そうなると、RSSに人気エントリーを登録してまで読むほどの価値がだんだんなくなってきている。そういう意味ではてブのクオリティ論争には、自分としても首肯するとこも大いにある。技術として普及する一方で、そうした質の問題というのは常につきまとうのだろう。